〒546-0031 大阪府大阪市東住吉区田辺3-21-5

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硝酸態窒素2

2003年4月8日火曜日

恐ろしい話その1
最近、親しい農業関係者から恐ろしい話を聞いた。
ある生産者グループが自分たちの作った農産物の硝酸態窒素を測定したところ、10000mg/kgをはるかに超える測定値が出たそうだ。数百グラム食べると、WHOの硝酸の致死量4gに値する。
(WHOの4gは急性暴露、メトヘモグロビン血症からの数値)
このグループは「このまま内緒にして売ろう」「こんなん食ったら死んでしまう、廃棄するしかない」など、意見が真っ二つに割れ、大騒動しているとのこと。
通常なら殆ど測定などされずに消費者の口に入っていることを思えば、測定しようという気持ちだけはましではあるが・・・。
農産物の硝酸態窒素の問題は今後大騒ぎになることだけは間違い無い。
消費者側も無知ではすまされない。
自分の命は自分で守るしかないのだ。

・恐ろしい話その2
昨年、ダイオキシンやPCB等の処理で日本中を駆け回っている社長に聞いた話。
社長:「○○地方の米は絶対食べてはいけないよ」
私:「なにが危ないんですか?」
農地のダイオキシンを調査して分かったそうだが、通常なら立ち入り禁止になる値が出たそうなのだ。極秘情報とのことである。
昔から美味しいお米で有名ということは、それだけ長年にわたり量産のために大量の除草剤や農薬を使用し続けたことになるのだろう。
こんな土地で育った米を玄米で食べ続ければいったいどうなるのか?
考えただけでも身の毛がよだつ。
ダイオキシンはぬかなど脂肪に溜まりやすい。
健康に良いはずの玄米もこうなれば逆効果である。
いよいよ常識が通用しない時代になりつつあるようだ。

・私が日常食べている米はもちろん完全に無農薬である。この素晴らしい米を作ってくれているEさんの安全に対する意識の高さは日本一である。 しかし、近隣グループ内のすべての農家の農産物が優れているかといえば、農法に関しては統一するなど一筋縄ではいかないのが現状である。
農家にとっていくら安全な農産物を生み出す農法だと訴えても、いきなり農法を変えることは死活問題なのだ。もし、収穫量が減ったらどうなるのか?
誰も保障などしてくれない。
安全な農産物を必死で栽培してきた良識あるEさん、金儲けとは到底無縁である。
なぜなら一般の農産物と同じ価格で農協に手渡しているからだ。自分だけが良いものを作って金儲けしようなどという、姑息な考えは毛頭ないのだ。
完全に無農薬で栄養的価値の高い農産物の一部は結構市場に出回っている。
それもなんの表示もされず・・・。もったいないことしかり。
本物を見分ける能力も大切である。


・恐ろしい話その3
以前、九州のある農協関連の大きな集荷施設を見学した時のこと。
夕方になるとトラックが何台か連なってやってきた。
私が「あれは何をしに来たトラックなのか?」と農協幹部の息子さんに尋ねると、「見てくれの悪いくず野菜を生協などに有機栽培と偽って売るため、毎日仕入 れに来ている業者の車だ」との話。 そういう悪質な業者や、チェックのずさんな生協の話は過去に幾つか聞いたことはあるし、事実、西宮の市役所に豆腐の偽装表示で呼び出され注意されている生 協のえらいさんを目撃したこともある。しかし、ここまで堂々と日常的にこんな事が行われている事実を垣間見てさすがに辟易した。
さらに、お米の袋詰めの工程を見学した時に彼に聞いて驚いたことがある。店頭で販売されているお米はひとつの銘柄の新米だけを詰めて売られていると思って いたのだが、大きな勘違いであることに初めて気がついた。有機栽培で丹精込めた新米や他の銘柄のお米、さらに古米も一緒くたにされて袋詰めされるのが現実 であるようだ。彼に聞くと普通の事だという。
驚くべき貴重な体験ばかりであった。

硝酸態窒素

2003年4月6日日曜日

最近、野菜の硝酸性窒素を計る検査キットを購入した。市販の野菜を実際に調べてみたが、予想していた通りひどい有り様であった。未消化窒素の問題を知らない人もまだ多く、知ればあまりのひどさに衝撃を受けるはずだ。
・硝酸を計る計測器:堀部製作所のガーディ(35.000円)
・日本子孫基金の検査キットが安くて便利。
とても便利なキットなので問い合わせ先の電話番号をお知らせします。
硝酸性窒素検査キット:購入問い合わせ先:有限会社:ジェイオーエフ:03-5276-2253
以下は日本子孫基金の食品と暮らしの安全から抜粋。


農産物の硝酸性窒素について
最近の野菜には、窒素肥料のやりすぎが原因で、危険な硝酸性窒素が多量に残留しているものがあります。
硝酸性窒素が残りやすいのはホウレンソウ、コマツナなどの葉もの野菜。硝酸性窒素は胃ガンの原因と疑われており、欧米ではチアノーゼによる赤ちゃんの突然 死が起きています。植物に吸収されなくても土壌中の硝酸性窒素は河川や地下水を汚染します。環境庁は対策を検討中ですが、畑の過剰肥料の管理はできないま ま。検査キットを使って安全な野菜を選ぶ人が増えれば、環境汚染の改善にもつながります。

砺酸性窒素はなぜ危険
硝酸性窒素は口の中で唾液により危険な亜硝酸性窒素に変化し、血液中で酸素を運ぶヘモグロビンの働きを阻害します。その結果酸欠になり、大人は貧血、乳児 は唇が青くなるチアノーゼの症状がでます。欧米では、硝酸性窒素が多く残留した野菜の離乳食や地下水を用いたミルクが原困での赤ちゃんの突然死も報告され ています。乳幼児は胃酸の分泌が不十分で、亜硝酸性窒素ができやすいので注意が必要です。

胃ガンの原因
また亜硝酸性窒素は胃の中で、魚のエキスに含まれる2級アミンと反応して発ガン性物質であるニトロソアミンを生成します。魚をよく食べる日本人に胃ガンが 多い原因の一つに疑われています。乳幼児以外にも、胃潰瘍など胃に障害のある人は注意が必要。また高齢者や妊娠中の女性も影響を受けやすいといわれている ので要注意です。

原因は窒素肥料の過剰投与
硝酸性窒素は農薬など人工の環境汚染物質とは違い、自然界にもともと存在しており、植物の生育に欠かせない物質です。成長を促進させ生産量を増やすために 窒素肥料を投与しすぎた結果、生育に必要な量以上の硝酸性窒素が植物中に残留するようになったことが問題です。

 

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マイクロウェイ代表

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森本淳彦

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