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ローラホートンの詩「最後だとわかっていたなら」

2006年12月4日月曜日

「最後だとわかっていたなら」

アメリカ同時多発テロ。貿易センタービルに一機目が激突後、数百名のレスキュー隊がビル内に突入。そしてビルは崩れ落ちた。犠牲者の一人 29歳の消防士ローラ・ホートンが生前書いていた詩です。

あなたが眠りにつくのを見るのが 最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが 最後だとわかっていたら
わたしはあなたを抱きしめてキスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて 抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが 最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって 毎日繰り返し見ただろう

確かに いつも明日は やってくる
見過ごしたことも取り返せる
やりまちがえたことも やり直す機会が
いつも与えられている

「あなたを愛している」と言うことは
いつだってできるし

「何か手伝おうか?」と声をかけることも
いつだってできる

でも もし それがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるとしたら
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

そして私達は 忘れないようにしたい
若い人にも 年老いた人にも 明日は誰にも
約束されていないのだということを

愛する人を抱きしめるのは
今日が最後になるかもしれないことを
明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず

もし明日がこないとしたら
あなたは今日を後悔するだろう
微笑みや 抱擁や キスをするための ほんのちょっとの時間を 
どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうしてしてあげられなかったのかと

だから 今日 あなたの大切な人たちを
しっかりと抱きしめよう

そして その人を愛していること
いつでも いつまでも大切な存在だと言うことをそっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や「気にしないで」を
伝える時を持とう
そうすれば もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから


マイクロウェイ社長森本淳彦
忙しさにかまけて、当たり前の事しか話さない家族との日常。
この詩は、1日1日の家族との対話を大切にしなければと思いなおすきっかけを与えてくれました。あなたは毎日、家族や周りの人々へ感謝の気持ちを伝えていますか?

PS
投稿スイッチが壊れていましたが修復しましたので、またどしどしお便りくださいませ。m(__)m

 コメント
名前 = ねこみ 題名 = ローラ・ホートン


■ねこみ様へ
作者不明らしいのですが、mixiや様々なMLで配布されています。
“ 最後だとわかっていたなら”
で検索すると多くのHPで紹介されているようです。
訳者の情報も出ていますよ。
原文
If I knew it would be the last time
that I'd see you fall asleep,
I would tuck you in more tightly
and pray the Lord, your soul to keep.

If I knew it would be the last time
that I see you walk out the door,
I would give you a hug and kiss
and call you back for one more.


If I knew it would be the last time
I'd hear your voice lifted up in praise,
I would video tape each action and word,
so I could play them back day after day.

For surely there's always tomorrow
to make up for an oversight,
and we always get a second chance
to make everything right.

There will always be another day
to say our "I love you's",
And certainly there's another chance
to say our "Anything I can do's?"

But just in case I might be wrong,
and today is all I get,
I'd like to say how much I love you
and I hope we never forget,

Tomorrow is not promised to anyone,
young or old alike,
And today may be the last chance
you get to hold your loved one tight.

So if you're waiting for tomorrow,
why not do it today?
For if tomorrow never comes,
you'll surely regret the day,

That you didn't take that extra time
for a smile, a hug, or a kiss
and you were too busy to grant someone,
what turned out to be their one last wish.

So hold your loved ones close today,
and whisper in their ear,
that you love them very much and
you'll always hold them dear.

Take time to say "I'm sorry,"
"Please forgive me," "thank you," or "it's okay".
And if tomorrow never comes,
you'll have no regrets about today.

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