そろそろ花粉症の季節です。
毎年恒例?
この時期になると、目の痒み、涙目、鼻水、耳の違和感など、花粉症で苦しんでいる方からのSOSが増えてくる。
毎度、同じ返事を繰り返し訴え続けるしかないのだが、日頃からフードネイチャーやAHSS、亜麻仁油を上手く使い、体質を変えるのが、結局のところの早道だ。
長年、花粉症で困っていた方も、フードネイチャーを半年~数年ほど続けるうちに、大概の人は治ってしまう。
飲みだしてすぐに治まり始める人もいるが、こういったものは時間がかかるのが常だ。
一応、マルチとカルマグとC&OPCの3つを摂るのがおすすめだ。
花粉症の根本原因のひとつ、長年、指摘してきた、トランス脂肪の危険性も、最近やっとテレビや新聞で報道されることとなり、家庭で使う油類に気をつけるお客様も増えてきた。
海外に比べれば遅すぎるぐらいだが、日本の脂質学界も捨てたもんじゃない。
やっと国も重い腰を上げようとしている。
若い頃は何も考えずにマクドナルドもよく食べに行った。
ビッグマックとフィレオフィッシュが好きであったが、今はモスしか食べない、というより食べれなくなってしまった。
数年前に、子供たちがもらってきたマクドナルドのハンバーガーを、少し味見させてもらったが、若い頃に食べていた時より、明らかにパンの質が悪くなっていて驚いたものだ。
経費削減のしわ寄せか。
相変わらずの油の質の悪さに、さすがに飲み込む気にもならなかった。
大量の油が必要なミスタードーナツはどうするのか?
コスト的にも多分無理なんじゃないだろうか・・・。
ケンタッキーは知ってる方もいるだろうが、米国NPOにトランス脂肪大量含有で告訴されており、 日本では確か半分に減らすとかで報道されていた。
半分に減らしても、毒は毒なんだが・・・。
どこか、ここで、起死回生、一発逆転で、最高級油なんぞを使うと宣言できないのだろうか?
やるとすれば、こだわりのモスバーガーか?
たしかにモスのポテトは他社と明らかに油の質が異なっている。
トランス脂肪特有の嫌な感じが殆んど無い。
恐らく何らかの工夫が施されているのは確かだろう。
体は不思議なもので、いったんリノール酸やトランス脂肪などの悪い油を摂らない生活に慣れてしまうと、たまに悪い油を口にすると、すぐに調子が悪くなる。
本来、それが正常なことなのだが、殆んどの日本人は良質な油そのものの味を知らない。
何が本物か分からなくなってしまっている。
嘆かわしく、危険な状況だ。
すべての食材を最高級にしろとは云わないが、味噌・醤油・砂糖・塩・油、これだけは贅沢をして欲しいと思う。
なぜならそれこそ、本来の味覚を取り戻し、健康を取り戻す最短コースだから。
いずれにしろ、油の問題を改善しないことには、いつまで経っても花粉症とはオサラバできないことを、肝に銘じていただきたい。